もうすぐ年末ですね。もしかすると子ども連れでの海外旅行を計画されている御家庭も多いのでないでしょうか?

特に幼児や赤ちゃんには、突然の発熱やケガがつきものなので、準備にも旅行スケジュールを立てるにも万全の体制が必要です。

日本製の薬はもちろん、体調が悪いときにはミルクやベビーフードも飲み慣れた、食べ慣れたものが安心ですので、意外と持って行くものが多く、準備には時間がかかります。

そんな赤ちゃんグッズの準備に忙殺されて、忘れがちなのが海外旅行保険です。

空港で直前に入ることもできますが、できれば事前に内容をよく把握した上で入りたいもの。では、海外旅行の際に、赤ちゃんにはどんな保険を掛ければ安心なのでしょうか。

海外旅行保険の必要性

たった3泊や4泊だし、わざわざお金を払って使わない保険を掛けることないんじゃない?そんな危ないことしないし・・・と考える方も少なくないと思います。

しかし、起こるはずのないことが起こるのが事故であり、そんなまさかの事態に備えるのが保険です。

特に乳幼児の場合は、突発性発疹や突発性のけいれんなど、驚くべきタイミングでやってくることが多々あります。短い期間と侮らず、安心料としても、保険には必ず入るようにしましょう。

また、保険のそもそもの考え方は助け合いです。

旅行中に何事も起こらず無事に日常に帰ってくることができ、保険金が掛け捨てになったとしても、そのお金は不運に見舞われた人のために使用されますから、決して無駄ではありません。

海外旅行傷害保険とは?

海外旅行傷害保険というのは、旅行先でのケガや病気、ホテルの備品を壊してしまった等のトラブルに対応してくれる保険です。

クレジット機能がついているカードにはもともと付与されていることが多いので、お手持ちのカードを確認してみましょう。カードによって家族特約が付いているものもあれば、本人のみの場合もありますので、注意が必要です。

例えば楽天カードだったら、旅行代金か空港までの交通費を楽天カードで支払っていれば、海外旅行傷害保険が適用されます。この場合、一枚の楽天カードで同伴者(家族、友人問わず)の代金をまとめて払ったとしても、同伴者も楽天カード会員であれば、同伴者にも保険が適用となります。

ただし、家族であっても子どもはカードを持っていませんから、子どもの保険はカバーできないことになります。

てっきり家族だから対象になっていると思い込んで、何かあった場合に適応されないという事態も起こり得ますので、事前の内容確認は必須です。

保険の種類はカードや保険会社の商品によって異なりますが、その多くは以下のようなものになります。

傷害死亡・後遺障害
事故などで死亡したり、後遺症が残った場合の保障
傷害治療費用
旅行先でケガをした時のための治療保障
疾病治療費用
旅行先で病気になった時のための治療保障
賠償責任
他人のものや施設の備品などを壊してしまった場合の弁償費用を負担してくれるもの
救援者費用
被保険者が旅行中にケガで入院したり遭難して捜索の必要がある場合、家族などの現地渡航費や捜索費などを保障するもの
携行品損害
持ち物が盗まれたり壊れたり事故で損害を受けた場合の保障

保険金額の限度額をよく確認して、足りないと思う場合は他の保険でバラ掛けをすると良いでしょう。

赤ちゃんに必要な保険の種類とは?

例えば元気いっぱいの小学生くらいの子どもであれば、少なくとも傷害治療費用、疾病治療費用、賠償責任の三つは掛けていた方が無難です

旅行に興奮してケガのリスクが上がったり、発熱したり、ホテルやレストランの備品を壊してしまうこともそう低くない確率で起こり得るからです。
考えたくないことですが、傷害死亡・後遺症傷害の保険もかけておいた方が良いでしょう。

一方、赤ちゃんの場合はどうでしょうか。

上記の種類から検討して、救援者費用と携行品損害は必要ないと考えられます。

さらに、赤ちゃんの場合ハイハイやよちよち歩きで動き出したとしても、旅行先ならなおさら親の目が届くところにいるでしょうから、賠償責任に関してもさほど重要ではないでしょう。

赤ちゃんの保険で重視したいものは、傷害死亡・後遺障害、傷害治療費用、疾病治療費用の三点に絞られます

赤ちゃんの保険の掛け方

赤ちゃんが海外旅行傷害保険に入るには、以下の手順で行うと良いでしょう。

  1. ①お手持ちのクレジットカードの海外旅行傷害保険の種類・内容について確認します。

  2. 家族特約が付いていない、または付いていても十分でない場合は、他の保険会社の商品に加入します。

    足りないと思う種類のみバラ掛け、またはセットだと無駄があると感じた場合にも、バラ掛けが有効です。

空港で、無人の機械で保険に入れる仕組みもあるようですが、混み合いますし、赤ちゃんにとっては必要のない種類の保険もセットされていて割高になってしまいますので、なるべく事前に準備することをおすすめします。

また、通常治療にかかった料金は現地の病院で立て替えて、帰国後申請することで保障額が戻ってくるしくみになっていますが、保険会社と提携している病院であれば、キャッシュレス治療サービスを利用することも可能です。

しっかり下調べして、サービスが受けられるように準備をしておきましょう。

最後に

事前に保険会社のインターネット契約を利用すれば、例えばハワイ6日間で一人2,660円や、韓国3日間1,340円ほどで入れるプラン等もあります。

楽しい旅行にするためにも、持ち物の準備だけでなく保険の準備も万端にして、赤ちゃんも家族も安心して出掛けられるようにしたいですね。