子供を保育園に預けて働きたくても、認可保育園は人気があってなかなか空きがないのが実情。仕方なく、保育料の高い無認可保育園に入れたり、おじいちゃん・おばあちゃんに無理を言ってお願いしたりしている人も多いですよね。

しかし、認可保育園の申し込みには知られざる「攻略ポイント」があり、これを知っているのと知らないのとでは結果に大きな違いが出るのです。

今年こそ、入園許可の切符を手に入れましょう!

園探しにあたって、押さえておきたいポイントについてもご説明します。

攻略ポイント1:お目当ての保育園が求める保護者の「指数」を確認する

保育園はどこも条件が同じというわけではなく、各自治体によって「優先すべき家庭の条件」には多少の違いがあります。この条件をそれぞれ点数にしたものを「指数」と呼びますが、この合計が高い家庭ほど入園できる確率が高くなるのです。

ですから、まずお目当ての認可保育園(または自治体)が開示している指数の項目と点数を調べ、家庭の状態と照らし合わせてみましょう。その上で、保育園側が求める条件とこちら側の条件がより近い園を選べば、入園できる可能性はぐんと高くなります。申込書に記入する際も、一番可能性の高い園を最初に書くようにしましょう。

激戦地杉並区の例ですが、平成24年生まれの長子の場合、加点なしの40点のみで保育室に滑り込み。次年度に0歳で通っていたことによる加点で認可に転園。平成27年生まれの次子は、兄弟枠で認可園といった感じです。

昨年、保活していると保育室さえ、見学予約の申込の電話の本数が激増しているので、新規開設園が増えているとはいえ、何も考えずにどこかには入れるだろで行ける地域ではなくなっています。

 

攻略ポイント2:隣の自治体の保育園情報をキャッチする

公立の認可保育園ならお住まいの地域でしか選べませんが、私立の認可保育園ならそうした居住地に関する制限はなく、条件さえ合えば受け入れてもらうことができます。指数や空き状況などをチェックし、通える範囲であれば申し込んでみるのも一つの方法でしょう。

私立保育園というと「保育料が高い」というイメージがありますが、これはあくまでも無認可の私立保育園の場合。ちゃんと国から認可されている私立保育園の保育料は、公立と同じ世帯収入によって決まります。私立ならではの諸経費が少し余分にかかることはあるかもしれませんが、それほど極端に保育料が高いわけではないので安心してくださいね。

攻略ポイント3:地域のHPや個人のブログなどを参考にする

パソコンやスマホが普及したことにより、あちこち歩き回らなくても、自宅で手軽に保育園情報を調べることができるようになりました。認可保育園についてはお住まいの地域のHPを見ればそこに情報が出ていますよね。

また、住んでいる地域やお目当ての保育園の名前で検索してみると、そこに子供を通わせている人や、なんらかの関わりのある団体が更新するブログがヒットすることもあります。載せられている文章や写真からだいたいの雰囲気を感じ取ることができるし、運が良ければ入園を申し込んだ時の体験談が読めるかもしれません。

入園を勝ち取るためには、どんな細かい情報も重要。入園してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、できるだけ調べておきましょう。一日体験入園や運動会などのイベントにも可能な限り参加してみると良いですね。

攻略ポイント4:公立と私立の違いを理解しておく

認可保育園を選ぶ際「公立と私立、どっちが良いのだろう?」と悩んでしまう人も多いと思います。保育料にそれほど差がないことはすでに説明しましたが、他にはこのような違いがあります。

先生の移動の有無

私立の保育園はずっと同じ先生が見てくれるケースが多いですが、公立は数年ごとに異動があります。これは長く同じ職場に勤めることによる癒着などのトラブルを防ぐためなのですが、親としては「せっかく子供がよくなついていたのに……」と残念に思うことも少なくありません。

ただ、公務員なので勤続年数が長く、ベテランの先生が多いところが公立の魅力。保護者の悩みにもしっかり答えてくれそうですよね。

サービスの質

公立の保育園では、どこかお役所仕事という雰囲気が漂っている場合が多いです。保護者からなんらかの要望があってもうやむやにされてしまったり、対応にいちいち時間がかかったりするのですね。でもこれは、運営母体が行政なので仕方ありません。同じ地域の保育園すべてを公平に運営するためには、一貫したルールが必要なのです。

一方、私立の場合はもう少し柔軟な対応です。園そのものも個性的で、独自の行事を取り入れているところも少なくありません。早朝保育や延長保育などのサービスが充実しているところが多いのも特徴です。

最後の決め手となるのは、子供との相性

お目当ての保育園に入れるかどうかは、実際に申し込んでみなくては分かりません。しかし、一番大切なことは「どこに入れるか」ではなく「どこに入りたいか」ということ。いくらすんなり入れたとしても、肝心の子供との相性が悪ければ園生活は非常につらいものになってしまいます。「仕事を続けるためには子供を保育園に預けるしかない」と焦る気持ちも分かりますが、体験入園などをした時の様子で違和感を感じたら、申し込みをあきらめる勇気を持つことも必要です。

共働きやシングル家庭にとって、子供を保育園に預けることができるかどうかは頭の痛い問題です。特に人気のある公立保育園は狭き門ですが、あきらめてしまうのはまだ早い! 指数などの情報をできるだけ集め、入園が可能で子供との相性も良いところを探しましょう。通園可能な範囲であれば、私立の認可保育園を探すという方法もあります。