電気代が高くなるのは、夏場と冬場ですよね。特に冬場はエアコンだけではなく、石油ファンヒーターや電気ストーブ、こたつ、ホットカーペットなど、複数の暖房器具を使って暖めている人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、冬場の暖房にかかっている費用を、ひと工夫で節約する方法をご紹介しましょう。お金をかけずに賢くあったかく過ごせば、年間でかなりのお金が浮くかもしれませんよ。

暖房器具の使い分けで節約!

まずはお手持ちの暖房器具の使い方を見直すところから始めましょう。

秋から冬に移り変わってくると、暖房の費用が急に増えてきますよね。電気代、ガス代あわせて5千円以上アップするという人も珍しくないのではないでしょうか。エアコンやファンヒーター、こたつやホットカーペットなど、あらゆる暖房器具が電気を必要とするため、電気代の変動が大きいことでしょう。石油ファンヒーターや石油ストーブを使っている人は灯油代がかさみますし、ガス系の暖房器具を使う人はガス代がかさみます。

そこで、一度、それぞれの暖房器具のランニングコストを考えてみることをおすすめします。最新式のエアコンを使うとあまり電気代がかからないはずですが、隙間の多い家だとなかなか暖まりにくく、かえってコストが上がっているかもしれません。

灯油代のかかる石油ファンヒーターは、一見お金がかかりそうに見えますが、部屋がすぐに暖まるので結果的に安く上がるかもしれませんよ。

ファンヒーターは、ただ暖めるだけではなく、サーキュレーターのように部屋の空気を積極的に動かす機能がついています。そのため、部屋の上についているエアコンよりも効きが早く感じるのではないでしょうか。そうして最初にファンヒーターで一気に暖めた後、エアコンに切り替えるといった使い方をすれば、最も節約できるかもしれません。

窓や床にちょっと細工をして節約!

暖房器具の効果を最大限に活用するためには、窓やカーテン、ドアの隙間に注目してみましょう。一番良いのは、断熱効果が高く、気密性の高い住宅です。しかし実際には、窓に触れると冷たくて結露がしょっちゅうだとか、カーテンの下の隙間から冷気が流れてくる、ドアの隙間から暖気が逃げているという人は多いのではないでしょうか。

おすすめなのが、窓に貼るタイプの断熱シートです。雨戸や厚手のカーテンだけでは、外気からの冷たい空気の侵入が避けられません。窓に直接断熱シートを貼ってしまえば、窓際の温度が全然違うことが実感できるでしょう。100円ショップにある場合もありますし、ホームセンターに行けば大きくて自由にカットできるものが安く売られています。買うときには高いと思うかもしれませんが、冬場を通して毎日のことなので、節約効果から考えれば小さなものですよ。

床がフローリングだと、何もしなければ冷たいですよね。そこで床に何かするとすれば、おすすめなのが保温アルミシートです。「ホットカーペット用」となっているものもありますし、小さくたたんで防災用ブランケットとして使えるものもあります。床とラグの間にはさむだけで、室内の暖かい空気をうまく跳ね返すので、「床に座ると寒い」という状態を回避できるでしょう。

ドアの隙間には、スポンジを貼りつけると良いかもしれません。完全に密閉するわけではありませんし、ある程度空気の流れを遮断することができます。

湯たんぽを使ってみよう

暖房の節約と言えば、最近は湯たんぽが見直されています。水まくらとしても使えるような湯たんぽ、樹脂性で自立する湯たんぽ、小さな湯たんぽ。いろいろな湯たんぽが手に入るようになりました。

湯たんぽと言えば、就寝時に布団の中を温めておくのが最もポピュラーな使い方でしょう。でも、それだけではもったいないです。ぜひ昼間から湯たんぽを使ってみましょう。

電気を入れないこたつの中に湯たんぽを置いておくだけでも暖かいですし、ソファのクッションの代わりに湯たんぽ、足元に湯たんぽを置いてブランケットをかける。電気ケトルでお湯をあたため、湯たんぽに入れるだけなのでお金もかかりません。安全マークのついた製品を選び、布などの袋に入れて安全に使いましょう。

着る物にこだわって冬を快適に

湯たんぽの人気と共に、着る物で防寒対策をすることで暖房の節約をするのも人気です。腰から膝あたりまでを包んでスカートのようになるウォーマースカートは、もともとは冬場のアウトドアで活躍するものですが、家の中でも履いておくと暖かいものです。腰から冷えがやって来ることもあるので、女性にとって嬉しいアイテムですね。

ルームシューズにこだわって、モコモコの暖かいものにするのも良いでしょう。靴下の重ね履きをしたり、5本指靴下にしてムレを防止すると、しもやけも防ぐことができます。1日中家の中にいる場合、タイツを履くと面倒だと感じる人もいるでしょうから、靴下+ウォーマースカートなんていう組み合わせがおすすめです。

ソファの上で毛布をかぶっている人もいるでしょうが、そんな声から生まれたのが着る毛布です。頭や手を出すところのついた毛布のことで、体をすっぽり覆ってくれる上、軽くて動きやすくなっています。ポンチョだと袖下が動きにくい場合もありますが、着る毛布だとそんな心配はありません。

冬場の暖房費用は、夏場よりも節約が難しいものです。でも、部屋のいろいろなところに目を向けてみれば、節約ポイントが見つかるでしょう。ぜひ家に合った方法を取り入れてみたいですね。