「妊活」という言葉はご存知でしょうか?妊活とは妊娠活動の略で、妊娠に向け妊娠に関する知識を身につけたり妊娠しやすいように体調管理をする事です。しかしただ知識をつけ、体調を整えても妊娠自体を遠ざける様な生活をしていたら意味がありません。妊娠に良い生活とはどんな物か、そろそろ赤ちゃんが欲しいと考えている方必見です。

食生活を正す

健康な体作りはまず食事からですね。妊娠しやすい体作りも同様に食生活を正す事はとっても重要な事なのです。基本的には旬の物をバランスよく食べる事、食事を抜かず3食摂る事、栄養素の過剰摂取、過少摂取はしないなど一般的に良いとされている食生活で問題ありません。

その他には体を温める食べ物を摂る、野菜などは火を通してから食べる、老廃物を排出してくれるショウガ、青じそなどの薬味、血液を増やす赤色の食材、老化を防ぐ抗酸化栄養素を含んだ食べ物、体づくりの基本であるタンパク質、これらを積極的に摂る事が妊活において良い食生活とされています。また妊娠初期に積極的に摂ると良いと言われる葉酸も妊活中から意識的に取り入れましょう。

体を冷やさない

冷えと妊娠はとっても密接な関係にあります。体が冷えている事で卵巣の働きが鈍り健康な卵子が作られなくなったり、血行が悪くなり胎児を包み込む子宮内膜が十分に育たないなど、妊娠に悪影響を及ぼします。体を冷やさないようにするには体の外側と内側の両方から温めることが効果的です。

外側から温めると効果的な所は子宮や卵巣のあるお腹周りです。

腹巻きやホッカイロを貼ると良いでしょう。内側から温める方法として効果的なのが運動と食事です。ストレッチやヨガ、ウォーキングなど無理の無い範囲で続けられるものが理想的です。食事は体を温める効果があるショウガや冷たい飲み物を避けるといった方法があります。

カフェインを摂りすぎない

コーヒーやお茶などに含まれるカフェイン。このカフェインは温かい飲み物であっても体を冷やしてしまう作用があります。先ほどご紹介した通り妊活中に体を冷やすと妊娠率が下がってしまいます。カフェインの過剰摂取で不妊症のリスクが高まる恐れも。コーヒーなどカフェインを含んだ飲み物を摂取しない事がストレスになるようなら、1日1~2杯程度にしておくなど量を減らす努力をしてみましょう。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活が健康に良い事は誰もが知っている事ですね。この規則正しい生活をおくるという事は単純な事のように思えますが意外と難しいものなのです。基本的な規則正しい生活とは「正しい食生活」と「体内時計を狂わせない」この2つが重要になってきます。妊活において食生活が重要である事は先ほど述べましたが、2つ目の体内時計を狂わせないとはどのような事なのでしょうか?

理想的な規則正しい生活は、毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝るというリズムですが、社会生活を送っているとそれも不可能な事でしょう。そこで大事なのが、サーカディアンリズムという私たちの体に元々備わっている機能、いわゆる体内時計です。

人間は昼行性なので夜になると眠り、朝になれば目覚めます。体内時計を整えるにはまず起床時間を一定にし日中に活動しリズムの調整を行いましょう。

就寝時間は一定である事に越したことはありませんが起床時間さえ一定ししておけば自然と体が調整してくれます。規則正しい生活は健康な体作りの基本。健康な体は妊活の基本です。

禁煙する

喫煙は不妊の原因にもつながります。もちろん喫煙女性でも妊娠が不可能な訳ではありませんが、喫煙女性の妊娠率は非喫煙女性に比べ20%も減少すると言われており、流産の可能性も上がります。またタバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる働きがあるので、その結果血行不良になり卵巣の機能を低下させます。

また女性ホルモンの低下や、男性においては精子の数の減少、精子の運動機能や濃度の低下などかが見られ妊活において不利益なことが多いのです。妊活に良い生活は女性が心がけるものと誤解されがちですが、男性側も喫煙をするなど努力が必要です。禁煙は2人で一緒に取り組みましょう。

無理なダイエットをしない

ダイエットの経験がある女性は多いとは思いますが、このダイエットも妊活においては注意が必要です。無理なダイエットは体が生命維持に関わると判断し、生命維持に関係のない臓器の働きを弱めます。生殖機能は生命維持に関係ないので真っ先に働きを弱められてしまうのです。生殖機能の働きが弱まれば妊娠力も下がります。

具体的には女性ホルモンの分泌が抑えられ卵巣、子宮などの機能が低下し生理不順などの症状が現れる可能性もあります。ダイエットをするしないに関わらず妊活中は体重の増減が緩やかである必要があります。無理なダイエットによる痩せ過ぎも良くありませんが太り過ぎも好ましくありません。焦らず無理のないように自分の適正体重を維持しましょう。

ストレスを溜めない

ストレスは体に毒と言いますが、妊娠にとっても好ましくない物なのです。妊娠に必要な生殖ホルモン。この生殖ホルモンは脳にある視床下部がコントロールしています。しかしこの視床下部がストレスに反応すると生殖ホルモンの分泌を後回しにしてしまいます。生殖ホルモンの分泌が滞るとホルモンバランスが崩れ、生理不順や排卵機能低下などが起こり不妊につながります。

また女性に限らず、男性もこのストレスによって勃起不全や性欲、精子の減少につながります。ストレスを全く感じない生活というのは不可能なので、睡眠をしっかりとる、体を動かすなどストレスと上手く付き合っていくような生活を送りましょう。

最後に

一般的に健康に良い生活を送るということが体にも心にも、そして妊活にもメリットのある生活です。妊娠したいと思ったら妊活に良い生活を送らなければと気負わず、まずは毎日の生活習慣を見直すことから始めてみてください。